2012/09/13
超軽量鮎竿を試作するに当たって、今までにない細さの金型を作り一番硬い東レ56tカーボンをふんだんに使った鮎竿をつくってみました。
とことんのサイズで試作を作ってテスターさんに使ってもらいました。
元竿の先径が18.7mm センサー(にぎり)の一番太い部分の径24mmです。長尺のヘラ竿並みです。
まず作った分は、素管だけの状態で191gでした。
めちゃめちゃ軽いです。普通の240gクラスの竿と比べると天と地ほど違う感覚です。
さっそく川で使ってもらいましたが、かなりの小物しか無理でした。NGです。
コンセプトは、シーズン初旬に20cmまでの鮎をらくらく楽しんで釣ってもらえる竿を考えています。
軽くて細ければ、年配の方や女性の方にも使いやすい竿になること請け合いです。
しかし、大手みたいに30万もするようでは、もったいなくて使えたものではありません。
そこで、塗装等も簡素化して調子本位の竿にしてセカンド(二番目)の竿として愛用してもらえるとことんの価格に挑戦します。
また、通常どおりの計画生産ですので、修理もいままでの当社の竿と同じように迅速にさせていただけます。
続いてとしては、同じ金型で65tカーボンの量を増やしていろいろオリジナル補強などを取り入れてもっとしっかりとしたものに仕上げていきます。
なんとか今シーズン中に完成させて来シーズン前からの販売にこぎつけたく考えています。
価格を知っているテスターさん仲間も売ってほしいって言ってくれました。